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東洋医学と西洋医学を組み合わせた 新しいスタイルのクリニック
学芸大漢方クリニックにて、第3回東洋医学健康講座が開催されました。

「漢方で考える アトピー性皮膚炎」


セミナー風景
先日、東洋医学と西洋医学を組み合わせた新しいクリニック『学芸大漢方クリニック』にて、第3回東洋医学健康講座が開催された。
  季節の変わり目で症状が出た方、お子様の治療のために受講しに来た方など、男女問わず幅広い年齢層の参加者に、アトピー性皮膚炎で悩まれている方の多さを実感。


前半は、中医カウンセラーの安永 密先生がアトピーの原因について講演。
 今までアトピーの大きな原因は、遺伝であると考えられてきた。しかし、最近の考え方では、体質は成長に伴い変化するため、成長過程の環境や生活がより大きな要因であるという。発症の原因も変化し続けている。
 原因は人それぞれ異なるため、同じ病気でも同じ処方で治せるとは限らない。だから漢方の視点で治療するときは人を見て薬を選ぶ。急性期では炎症を抑え、安定期には身体を正常に整えバリア機能を強化する。再発を防ぐポイントは、肌質が完全に改善されるまで服用を続けることなのだという。
 後半、悪化要因や治療の助けになるものをあらかじめ知っておくことも大事、と語ったのは院長の天井 周先生。

 

環境の変化や生活習慣の乱れは悪化要因となる。特に食生活については、甘いもの、油もの、冷たいものを避け、ビタミンやミネラルなど必要な栄養素を十分にバランス良く摂ることが肝要。油には症状を悪化させるもの、抑えてくれるものの代表として、天井先生は亜麻仁油などを勧める一方、マーガリンなどトランス脂肪酸を多量に含むものは避けるよう、注意を促していた。
 参加者は終始、集中して耳を傾けられており、講演終了後は中医学に関する掲示物などを熱心に閲覧されたり、講師に質問されたりしている姿が多くみられ、東洋医学と西洋医学を組み合わせた新しいスタイルのクリニックへの期待を強く感じた。

(2018年4月22日 学芸大漢方クリニックにて取材 岩田二都)

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